皆さん、水平思考(Lateral Thinking:ラテラルシンキング)をご存知でしょうか?
水平思考は、物の見方を変えたり、新しいアイデア、コンセプトを生み出すために誰でも活用できる体系的なテクニックです。
これまでに、偶然の出来事がきっかけで新しいアイデアが生まれたという話を聞いたり、ご自身がそういった体験をされたことがあるかもしれません。
水平思考には、
そうした偶然の出来事が新しいアイデアを生むのなら、なぜ、偶然の機会を増やさないのか?だったら、意図的に偶然の機会を作ってしまえ!
という精神が根底に存在します。
この水平思考のテクニックの一つとして、ランダムインプットというものがあります。
ランダムインプットは以下のステップを踏んで行います。
- 「新しいアイデアが欲しい分野、場所、対象、またはポイント」を選ぶ。
- 「ランダムに選択された何か(例えば単語)」を選ぶ。
- 上記2つをもとに新しいアイデアを生み出せないか思考を巡らせる。
例えば、「業務用コピー機」に関する新しいアイデアが欲しい場合を考えてみましょう。
ランダム選択された単語として「鼻」が選択されたとします。
さあどうでしょう?
何か新しいアイデアが浮かんできたでしょうか?
例えば、
- 匂いで紙切れを知らせてくれる業務用コピー機
- 匂いでトナー切れを知らせてくれる業務用コピー機
- 匂いで故障を知らせてくれる業務用コピー機
といったアイデアが割と簡単に思い浮かぶのではないでしょうか。
しかし、もしランダムインプットを用いず、単に「業務用コピー機」の新しいアイデアを考えようとしていたら、果たして「匂いで紙切れを知らせてくれる業務用コピー機」といったアイデアに簡単にたどり着けたかどうか?
実際のところ、かなり難しいのではないでしょうか。
これこそがアイデアを方向づけ、何らかのアイデアへの到達を容易にするランダムインプットのパワーだと思います。
このランダムインプットですが、面白いことに市場規模マップ上でも使用可能です。
- 「興味のある市場」を探し、見つける。
- 意図せず、「上記市場とは無関係な市場」が目に入る。
- 上記2つをもとに新しいアイデアを生み出せないか思考を巡らせる。
ランダムインプット活用の有無は不明ですが、以下のように、アイデア出し、発想支援のために市場規模マップを活用されている方もいらっしゃいます。
新規事業を考える際に使える市場規模マップ。https://t.co/60tlAGj1Aw
「掛け算」を使うことで案を出してみましょう。例:
– 市場×市場(例:広告×ガソリンスタンド等)
– 想定より大きかった市場×自分の経験
– 大きい市場×小さい市場
– レガシー市場×デジタル市場無限にアイディアが湧き出ます。
— 竹林史貴@RUFFLOG⛳️🏌️♂️ (@Take_ba) March 25, 2021
市場規模マップはゼッタイ見といた損はない。巨大市場とニッチ市場からアイデアがわんさか湧いてくる。これ見ると見んでは人生に大きな違いがあると思うわ。 https://t.co/ce04j3dF5j #アイデア #ビジネスモデル pic.twitter.com/eJvCqDGxn0
— 匿名王子 (@e_keywords) March 18, 2022
💡起業アイディア探しの情報源#1💡
①市場規模
▼市場規模マップhttps://t.co/W5k5zq0K3E②スタートアップの動向調査
▼CrunchBasehttps://t.co/KtVaTmwrK6▼ユニコーンランキングhttps://t.co/knH4JQU1ix
▼YCombinatorデモデイhttps://t.co/MYkjvVxXEF
続く#起業wiki
— Code Republic (@CodeRepublicJP) January 18, 2020