2012年当時、ツリーマップ(市場規模マップで使用しているデータ可視化手法)にすると面白そうなデータを色々と探していたのですが、偶然、以下の記事が話題になっていることを知ります。
この記事を上から下へ見ていくと、様々な業界の市場規模の数値が次から次に出てきて、それら全てを比較しようとすると頭がパンクしそうになります。
最後の方になると最初の方に出てきた市場規模の数値なんて覚えていられません。
また、この記事の一番下の方にコメント欄があるのですが、
業界ごとの成長・衰退率が見たいです。
というコメントが見られます。
そうです。これらの問題を解決するために「市場規模マップ」は作られたのです。
あと同時に
- すぐ確認できる国内市場規模の参照資料であること
- 効率的な市場規模論争に資すること
- 不毛な市場規模論争を繰り返さないことに資すること
- パチンコの市場規模等、市場規模に関してよくある誤解を防止すること
も意識していました。
すぐ確認できる国内市場規模の参照資料がないため、当時は以下の記事にあるように「映画の市場規模は、紅しょうがの市場規模より小さい」というデマがまかり通るような状況だったことを覚えています。