年越しそば・うどん市場規模推計を実施(2018年)

ビジュアライジング・インフォをご利用の皆様へ

現在、「ビフォーコロナの市場規模マップ」を「コロナ禍およびアフターコロナの市場規模マップ」へバージョンアップするためのクラウドファンディング*を実施中ですが、3月2日午前6:00時点で既に、
8人の支援者様に温かい応援の言葉と共に総額59,000円の支援をいただいております。
しかしながら、支援募集締切となる4月7日(金)午後11:00までに支援総額が目標金額の 1,000,000円 に届かない場合、クラウドファンディングのルールにより、既に集まった支援金を受け取ることができません。
ビジュアライジング・インフォをご利用の皆様にご支援いただけると大変うれしく、市場規模マップバージョンアップへ向けて大きな力をいただけます。

支援募集ページは こちら となります。

*クラウドファンディングとは、インターネット上でサービス、商品、活動、夢などを発信し、その趣旨に賛同してくれた人々から資金を集める方法です。

本バージョンアップにより、市場規模マップで使用している市場規模データと同じデータを活用した市場規模マップ (年指定表示対応版)市場規模トレンド市場規模トレンド (指数表示対応版)コロナ禍およびアフターコロナの市場規模動向グラフもあわせてご覧いただけるようになります。

visualizing.infoでは、年越しそば・うどん市場の長期動向を俯瞰するため、総務省「家計調査」二人以上の世帯の「生うどん・そば」(*1)、「日本そば・うどん」(外食) への支出データをもとに市場規模を推計しました。

当推計では、12月における「生うどん・そば」、「日本そば・うどん」への1世帯当たりの日別の支出額から大晦日および大晦日前の突出部分の値を求め、これを年越しそば・うどんへの支出額と想定、これに世帯数(総務省「労働力調査」でみた、12月における二人以上の世帯数)を乗じることで市場規模を算出しています(*2)。

 

年越しそば・うどん市場規模推移

二人以上の世帯
(億円)
前年比
(%)
2000 53.36
2001 58.89 10.4
2002 60.97 3.5
2003 68.75 12.8
2004 69.24 0.7
2005 67.18 -3.0
2006 76.50 13.9
2007 65.68 -14.1
2008 73.91 12.5
2009 67.25 -9.0
2010 72.80 8.3
2011 66.70 -8.4
2012 73.22 9.8
2013 69.85 -4.6
2014 74.31 6.4
2015 77.36 4.1
2016 73.50 -5.0
2017 64.90 -11.7
2018 65.08 0.3

 

*1)「生うどん・そば」には、玉うどん、玉そばのほか、きしめん、ほうとうが含まれます(冷凍・半生も含む)。 出所:統計局ホームページ 家計調査 収支項目分類

*2) 市場規模の算出にあたっては、データ工房 浅田昭司氏による 科学技術振興機構「情報管理 Vol. 54(2011) No. 9 統計情報活用への招待 第6回 家計の公的統計」の「3.1 クリスマスケーキの市場規模の推定」に記載された市場規模推定法をベースとして用いています。この記事を含む 連載記事:統計情報活用への招待 は各種統計情報を活用する上で大変有用です。